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このモデルを此方で出品するのは62台目です。
手元の資料を見てみると此方で扱ったラジオは過去4年半で1500台強、その約25台に1台がこのモデルという事になります。次点はワールドボーイGXO、その次が2000GX,そしてソニーのIC11シリーズです。
お買い上げ頂いた方々からの評判も上々です。
69年発売、¥15500の定価でしたからソニーの競合機種のIC11の¥14800より多少高かったのですが、此方には高級オーディオについているラウドネススイッチと業界初(もしかして世界初?)のタイマー付き。ソニーの革ケースに対してしっかりしたプラスチックのハードケース付き、と言う事でコスパは明らかにナショナルの勝ちでした。
感度は同等、音はクリアながら大音量に弱いソニーに対して、力強くパワーが入るのがナショナルでしたが店頭で鳴き比べをするなんぞ夢の又夢の様な時代でしたから、専ら少年達は価格かデザインのいずれかで何方を買うかを決めた筈です。小生はデザインでソニー派でした。
此方は71年に出された後期型で、デザインが少し変わり、タイマーがオフのみからオンオフ双方に使えるようになり、出力が0.1W増えて居ます。
50年以上経って見るとナショナルラジオの耐久性はピカイチです。それもこの時代のワールドボーイシリーズが凄い。特にこのGXは電池室が回路基板と離されて居り電池の腐食があっても基板への侵食が少ないことが長寿命に一役買っています。
高性能で丈夫で長持ちと言うジャパンクオリティの代表的なラジオと言えるでしょう。
但し、こう言う評価は偏屈な一部のジジイの物です。聞き流して下さい。
この個体は初期状態も相当に良かったのですが、何故かジャンクと言う評価。
ダイヤルが途中で止まって選局出来ないのがその理由でした。
内部のチューニング用の糸の経路を決めるプーリーが破損して、ノブの根本部分でジャムを起こしすためで、このモデル唯一の弱点です。プーリーの軸受を真鍮棒で作って組み直すと直りました。
電池、状態の良いハードケース、オリジナルのACコード付きです。
初期異常(到着翌日迄)には責任を持って対応するのはこれまで通りです。
価格はこれまでの中でも最高値です。値引き。売れなければ自分のコレクションに入れる為です。
ここからは爺いの独り言
売れなくとも良いが、お勧めでは有ります。
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